過払い金請求した後に住宅ローンを組むやり方

過払い金請求した後に住宅ローンを組むやり方

借金問題の解決に過払い金の返還請求ができても、今後や今借りている「住宅ローン」への影響を心配されている方はきっと多いでしょう。 請求をすることでブラックリストに載ってしまったらローンの審査は通るのか?など気になるところです。 過払い金請求した後でも、住宅ローンを組める方法はあります。 ただし、完済後・返済中の過払い金請求ともに注意しなければいけないことがあります。そして過払い金請求と住宅ローンの関係とはどのようなものなのでしょうか。

過払い金請求の基本

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過払い金請求とは、利息制限法の上限金利20%を超えて支払った金利の返還を求めるものです。

たとえ契約書を交わして定めたものであっても、利息制限法の上限金利を超えていれば、その契約は無効で過払い金の返還請求ができます。 過払い金請求ができるのは可能性が高いのは主に、すでに借金を完済または返済中で2008年以前から取引がある人、過去に利息制限法の上限金利20%を超える利息で返済していた人などです。

過払い金請求には時効があり、最後に借りた日、返した日から10年が経つと過払い金を取り戻すことができなくってしまいます。 そのため、過払い金請求をしようと考えている方は、なるべく早く行動に移すことが望ましいでしょう。

実際の過払い金請求は、取引のある、またはあった貸金業者やカード会社すべてに取引履歴を請求し法定金利(15~20%)で引き直し計算を行ってから、過払い金が発生していた会社に過払い金の返還請求の交渉をするという流れになります。

また、会社が交渉に応じない場合や自分が望む金額より少ない金額を提示してきたときには、過払い金訴訟を起こすことも可能です。

過払い金請求が住宅ローンにもたらす影響とは

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ブラックリストとは

クレジットカードの利用履歴、消費者金融からの借り入れなど、返済状況が記録されている個人信用情報というものがあり、これを個人信用情報機関という組織が管理しています。

ブラックリストとは、この情報機関に自己破産や任意整理などで、マイナスの情報である事故情報が記載されることを、ブラックリストに登録されると言います。 ブラックリストは複数の金融機関や貸金業者で情報が共有されるので、一度も利用していない所であっても請求を行った事実が伝わります。

そのためブラックリストに登録されてしまうと、初めて利用する所でも融資や住宅ローンなどの審査が通らなくなる可能性があるので注意が必要です。

一度ブラックリストに登録されると3~10年ほど登録され続けます。ただし、登録された原因によって期間変わりますので注意が必要です。

過払い金請求をしても住宅ローン審査への影響はない

過払い金請求をする場合、これから住宅ローンを組む場合はローンへの影響がありそうですが、必ずしも影響があるとは限りません。

過払い金請求をする場合は大きく分けて2種類あります。

一つが借金をすべて返済した後に行う過払い金請求です。 この場合であればブラックリストに載ることはありませんので、過払い金請求したとしても住宅ローンの審査には全く影響がありません。

問題は、借金を返済する前に過払い金請求をした場合です。 借金を返済する前であっても、過払い金請求の結果、借金をすべて返済することができれば任意整理には該当せず、ブラックリストに掲載されることはありません。 ですが、過払い金請求で得たお金で借金を払っても借金がなくならなければブラックリストに登録されます。

以上過払い金請求をしても、結果的に借金を完済することができれば、住宅ローンを組んでも問題ありません。

過払い金請求をしても今ある住宅ローンへの影響もない

過払い金請求をする時、現在住宅ローンを組んでいると何か影響があるのではないかと心配する人もいます。

現在ローンを組んでいる場合に過払い金請求をしたとしても、ローンには全く影響がありません。 ローンの審査は借り入れる時にするだけで、それ以降は審査をすることがないからです。つまり、ローンを貸している会社は、借り入れした人が過払い金請求をしたとしても知る由がないです。

一方、住宅ローンの見直しを行い、できるだけ低い金利で組み直そうとする場合借り換えをすることになりますが、この時は過払い金請求の影響を受ける可能性があります。過払い金請求でも借金を完済する前に請求する場合は、審査に通らない可能性が高くなりますので要注意です。

過払い金請求をしたことで住宅ローンが組めなくなってしまうパターン

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ローンの審査は信用情報が重要になる

過払い金請求をすると住宅ローンが組めなくなる、ということがよく言われています。しかし、それは間違っており、原則的には過払い金請求をしても住宅ローンを組むことは可能です。

ではなぜ過払い金請求をすると住宅ローンを組めなくなると言われているのか、その理由はローンが審査される際に参照される信用情報が関係しています。 住宅ローンの申し入れが合った場合、銀行はまずその人の信用情報を信用情報機関に照会します。

この信用情報機関はカード会社や消費者金融、携帯電話会社などからその人の借入金の返済情報などを蓄積しています。 この信用情報に傷がつくことは一般的にブラックリストと呼ばれています。

さて、それでは過払い金請求をするとその信用情報に傷がつき、ブラックリストに登録されるのかというと、そうではありません。 平成22年の11月に金融庁が信用情報機関に対して過払い請求の事故情報登録を禁止したためです。

平成22年までは実際のところ過払い金請求がコード71という区分で信用情報機関に登録されており、それが住宅ローンの審査に影響することもありました。

しかし、この情報も平成22年の金融庁の通達によって削除されることとなりました。そのため、現在では過払い金請求をすることが住宅ローンの審査に影響を与えることはなくなっています。

リ返済中の過払い金請求はブラックリストに登録されてしまう可能性がある

原則的に過払い金請求を行うことで信用情報に傷がつくことはありませんが、過払い金請求をすることが住宅ローンの審査に影響を与えてしまうケースもあります。 それは過払い金請求を行っても、その後にまだ債務が残っている場合です。

この場合は「過払い金請求」ではなく「任意整理」とい扱いになりますので、信用情報機関にもその情報が残ってしまいます。

つまり、超過利息を請求した後にまだ借金が残ってしまう場合には、それは過払い金請求ではなく任意整理なので平成22年の通達に適用されず、信用情報機関のブラックリストに登録されてしまう、ということです。 過払い金請求が任意整理となってしまい、ブラックリストに登録されてしまうケースはほかにもあります。

その一つが、過払い金がカードショッピング枠と相殺されてしまう場合です。 例えばあるカードのキャッシング枠の過払い請求で30万円の請求をしたところ、同じカードのショッピング枠で50万円の残債務があった、というようなケースです。

この場合には過払い金が支払われてもまだ債務である20万円が残ってしまうため、過払い金請求ではなく任意整理としての扱いになります。 そのため、ショッピング枠の借り入れをしている場合での過払い金請求には注意が必要です。

住宅ローンを組む金融機関が、過払い金請求をした業者と関連会社だった場合は組めない可能性がある

また、消費者金融の中には銀行の保証業務を行っている会社があります。

こういった会社での過払い金請求もまた、その会社が保証会社となっている銀行で過払い金を超える債務があった場合には、過払い金請求額と負債額が相殺されて任意整理の扱いになることがあります。

同じように、銀行などの金融機関と消費者金融がグループ会社であった場合、もしグループ会社である銀行に過払い金請求額を超えた借り入れをしていた時には、グループ会社間で相殺される場合があります。

過払い金請求をする場合には他にも別の消費者金融やカード会社から借り入れをしていないかどうか、その場合にはそれらの会社がグループ会社か関連会社でないかどうかをあらかじめ確認したうえで行うと良いでしょう。

また過払い金請求というのは金融会社にとっては不利なことのため、一度過払い金請求を行うと二度とその会社からの借り入れをすることはできません。

そのため住宅ローンの融資先が過払い金請求をしたことがある会社の関連会社であった場合には、住宅ローンの審査に通らなくなるケースもあります。

過払い金請求をすることでブラックリストに登録されることはありませんが、過払い金請求が任意整理の扱いになってしまったり、住宅ローンの融資先が関連会社であったりすると、住宅ローンの審査に落ちる原因の一つとなります。

それらのことに気をつけて過払い金請求を行うようにしましょう。

過払い金請求と住宅ローンを組む、両方行いたい時にする方法

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基本は完済してから過払い金請求をすること

過払い金請求を行うと本人に借金がある(あった)ことで、審査が通らず住宅ローンが組めなくなると考えている人がいますがこれは間違いです。 実際は、過払い金請求をしても審査に影響はなく住宅ローンを組むことができます。

なぜなら、過払い金請求は個人の信用情報に影響しないことを金融庁が確約しているからです。

しかし、請求する内容によっては住宅ローンを組むことにいくつかの弊害が出てきます。たとえば、過払い金請求をした会社ではその後一切の取引ができなくなるケースが多いため、請求した金融機関と住宅ローンを組む会社につながりがあった時に審査が通らないことがあります。 過払い金請求を行う場合は、後々困ることのないよう請求先の金融機関の関連会社も調べておく必要があることを覚えておきましょう。

また、過払い金で借金を完済できないと任意整理扱いになることがあり、その場合も住宅ローンを組みにくくなります。

任意整理とは、本人や代理人が消費者金融と交渉を行い、一定の期間で借金を完済できるように減額するための手続きのことです。 任意整理になってしまうと、信用情報期間に事故情報が残ってしまうため審査が通りにくくなってしまうのです。

そのため、過払い金請求を行った後に住宅ローンを組みたい場合は、完済後に行うのが一般的となっています。

返済中に過払い金請求をする場合は過払い金で完済できればローンが組める

借金がある状態で住宅ローンを組みたい場合は、過払い金請求で戻ってきたお金で借金をゼロにできればローンを組むことができます。 借金を完済できれば、過払い金請求として正式に扱われ任意整理にはなりません。

また、借金を返し終わったことで実質クリーンな状態なので、信用情報機関に事故情報がブラックリストとして登録されることもないのです。

そのため、住宅ローンの手続きを比較的スムーズに進めることができますが、だからといって過払い金請求と住宅ローンの審査を同時に行うのはリスクが高くなってしまうので避けた方が良いでしょう。

なぜなら、借金を返済中に行う過払い金請求では、手続きが済むまでの間一時的に事故情報が信用情報機関に登録されることがあるからです。 たとえ、一時的なものだったとしてもブラックリストに載ってしまえば審査は厳しくなります。

また、万が一借金が残ってしまった場合も任意整理扱いとなってしまうので、約5年の間は確実にブラックリストに登録されてしまいます。

このようなリスクを少しでも減らすために、借金を返済中に過払い金請求を行う場合は、請求手続きが完了した後に住宅ローンの審査を受けるようにする必要があるのです。

住宅ローンを組んでから過払い金請求を行う

借金を完済している場合は、住宅ローンの手続きを行ってから過払い金請求をする方が当人にとって都合が良いこともあります。

なぜなら、先に組んでしまったローンに関しては、後になって過払い金請求を行ったとしてもまったく影響が出ないからです。 過払い金請求が理由で信用情報が悪くなり、銀行側からローンの一括返済を求められたり契約情報を見直されたりすることもありません。

そもそも、過払い金請求は不当なものではないのでそれによって信用が下がることはないですし、銀行側に対してもわざわざ過払い金請求を行う旨を伝える必要がないのです。大抵の人は住宅ローンよりも面倒な過払い金請求を先に終わらせたいと考えますが、住宅ローンを組んでから請求するという選択肢を頭に入れておいても損にはなりません。

ただし、注意したいのが過払い金請求に時効があるということです。

完済後の過払い金に関しては、最後に返済した日から10年経ってしまうと時効となります。 過払い金があったとしても請求できなくなるので、住宅ローンを組んだらなるべく早めに過払い金請求の手続きを行うようにしましょう。

まとめ

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過払い金請求には基本的にはデメリットがありませんが、例外的に、住宅ローンの審査に影響してしまうことがあります。

それを避けるためには、弁護士や司法書士に相談をしてから過払い金請求をするということが一番の方法となるでしょう。 過払い金請求を依頼した後に任意整理などになる場合には、きちんと教えてくれますので、安心して依頼をすることができます。

個人で請求する場合には、過払い金請求をした後に借金が残ってしまわないかどうかについて、必ず確認をしておきましょう。

さらに、過払い金請求をする先の金融機関が、住宅ローンを組む予定の金融機関と同じであるか、もしくはグループ会社などになっていないかなどもチェックしておきましょう。 不安な場合には、やはり専門家に相談をすることがおすすめです。

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